アーカイブ: 1月 2008

2008/01/31

パーマリンク 22:19:45, 著者: Charlie

うちのはEXPERT-HD (CZ612C-BK)でした

コピーユーザーが市場にとってマイナス要因だというのは私も同感。
違法コピーが違法だというのに異論はない。
でも、コピーユーザーがいたのは他の機種だって一緒。 なのにX68k市場だけコピーユーザーが主たる要因で壊滅したの?ってところが気になっている。なので、「新しいコンセプト……」というのは意図とは逆に捉えられたのかな、と感じた。

でもね、当時の僕のような田舎の熱狂的な1ユーザーにとっては、「大好きなマイコンのゲームが、なぜか急に全然発売されなくなってしまった」という感覚しかなかった。そもそも、この理屈を是とするならば、新しいコンセプトを持つ、既存の機種との上位互換のないハードでゲームを発売すること自体が間違っているってことになる。

X68000の落日」から、僕が学んだこと @ 琥珀色の戯言

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2008/01/30

パーマリンク 10:05:20, 著者: Charlie

コピーで潰れたと断定しないでぇぇ

コピーが蔓延したから市場が成り立たなくなったというのは主観的な意見が元だったから。

こんなものに金を払う価値なんてない @ 琥珀色の戯言

僕はX68000というマイコンで「ユーザーが『コピーで安く手に入るから』という理由でお金を払うことを渋ってしまったがために消えてしまったゲーム文化」を体験した。

「体験した」と断言調で書かれているが、当時から反論が挙がっていた。

X680x0のコピー問題、の昔話。 @ M-Mixのぺ一ジ
(Oh!X)1991年10月号 p.148の「特別レポート・ソフトウェア市場を分析する X68000ゲームソフトのゆくえ」という4ページの記事がありました。いくつかのデータを提示して、 (ユーザー数が増えない→ソフトの量は増えつづける→ユーザーの年齢層から購買力は弱い→相対的に1本あたりの販売数は減る) という構成で話が進んでいっています(と、思います)。
実際問題としては、違法コピーの実態は分からないというのが正しい。
データ的な裏付けがない以上、ソフトの不振をコピーユーザーのせいにするのはあまりにも問題だ。

ちなみに、 そんな時分に敢えてノンプロテクトで出したら、ちゃんと売れたという話もあった。

『J-POP CDの売れ行き不振はコピーのせい』『P2Pのせい』と定量的な分析無しに主張しても「じゃあCCCDで持ち直したのかよ」「Winnyのユーザが減ってるらしいけど昔みたいにミリオンヒット連発しないじゃん」と反論されてしまう現状と似ているような。

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2008/01/25

パーマリンク 22:00:24, 著者: Charlie

ウィキアサーチ (2追記) 書き手より評価者が多いとは限らないよね

ウィキアサーチ (2) 検索者の意見を取り入れる方式の長所と短所

Wikia Searchの場合、メジャーな話題は利用者コミュニティも大きくなる。書き手の数に比べて検索者の絶対数は桁が違うと思われるので、サクラを紛れ込ませるコストはWikia Searchの方が大きくなるだろう。

と書いたけど、そうなるかどうかはWikia Searchの仕組み次第だと考え直した。

確かに「検索者の数>書き手の数」かもしれないけれど、Wikia Searchで全ての検索者の意図が反映されるとは限らないよね。はてブYahoo!ブックマーク、あるいはslashdotのような仕組みだとすると、評価行動をとるのは一部の人に限られるかもしれない。それなら「検索者⊇評価者」なので、評価者の割合がどのくらいになるかは仕組み次第かな、と。

以下、定量的な分析。

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2008/01/20

パーマリンク 22:10:56, 著者: Charlie

ウィキアサーチ (2) 検索者の意見を取り入れる方式の長所と短所

先日の「ウィキアサーチの透明性でうれしいことって?」に続いて、ウィキアサーチに関する感想。
ウィキアサーチの野望~“グーグル中毒”の現状に一石を投じられるか? @ 日経BP Business Week

「この動きには、権力や支配についての我々の見方が投影されている。中身がブラックボックス化した独自仕様のソフトウエアは要注意だと思う。ひと握りの企業が、とてつもなく大きな流れを牛耳ることになる」(ウェールズ氏)
 ウィキアが目指すのは、「満足のいく品質を達成して、検索業界各社を刺激し、さらなるオープン化へと向かわせること」(ウェールズ氏)だという。

さすがに始めた人の生の言葉だけあって、前の記事で引用したITproの解説よりも理解できる。 イデオロギー的なものがありきで、そのためのオープンであるという、明確なメッセージだ。サービスの質向上は、手段であって目標ではないように見える。
一方で、ちょっと説明が大味だなと思った箇所もあった。

ウィキアサーチには、グーグルをはじめとする多くのウェブ検索サイトとは一線を画す特徴がある。コンピュータープログラムを利用した検索手法に、人間を関与させた点だ。

Wikia Searchと他のサーチエンジンの違いは、人間が関与しているかどうかではなく、誰の意見が反映されるかだと思う。
例えばnamazuは検索対象の文書しか見ないから、文書の書き手の意見でスコアが決まる。
Googleは検索対象の文書の他に、その文書にリンクしている文書まで考慮する。 つまり、他の文書の書き手の意見までスコアに反映させている。
Wikia Searchは、検索者の意見を反映する。

では、Googleが考慮する「他の書き手」と、Wikia Searchが考慮する「検索者」はどう違うのか。

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2008/01/18

パーマリンク 18:50:31, 著者: Charlie

リンクにCSSでアイコンを付ける方法が紹介されていた

101のCSS技術というエントリから英語が苦手な人向けのエントリ抜粋 @ ホームページを作る人のネタ帳で紹介されているテクニックの下の方、ハイパーリンクに拡張子やプロトコルを見てPDFやメールのアイコンを追加するCSSが紹介されている。 IE6だと効かないんだけど、 日本語版のIE7自動更新は来月なので、今のうちから対応してみるといいかも。アイコンは表示されなくても致命的じゃないし。

パーマリンク 18:18:54, 著者: Charlie

JavaScriptファイルの読み込み時間のベンチが紹介されていた

JavaScriptライブラリのパフォーマンス、最速はコレだ! @ マイコミジャーナル

同調査結果を見るかぎりでは、(略) キャッシュを有効にした状態でYUI Compressorで最小化し、さらにGzipで圧縮した場合がもっとも読み込み時間を削減できる。

ブラウザごとのベンチマーク結果の表が掲載されていますが、これって同じクライアントからのベンチ結果じゃないから「Fx 2に比べてFx 3が一桁速い」かどうかは何とも言えないのよね。

関連記事

パーマリンク 17:28:51, 著者: Charlie

JavaScriptを使った画像の遅延読み込みが解説されていた

先日の記事で取り上げた、JavaScriptを使ったWebページの表示高速化について、仕組みとライブラリを紹介しているページがありました。

画像の遅延読み込み @ ウノウラボ

検討するべきケース

では、画像の遅延読み込みはどのような場合に検討されるべきでしょうか。最初から表示されている必要がない画像が存在し、その画像のサイズが大きかったり、そうした画像の数が多い場合は検討してみる価値があると思います。

例えば、次のようなケースです。

  • 初期状態では表示されないブロックに属する画像が存在し、 JavaScriptで表示するかしないかを切り替えているような場合
  • ページのずーっと下の方に画像があって、その画像は画面をスクロールしないと見えないような場合

小さい画像がたくさんのページの場合は、逆に大量の画像を1つのファイルにまとめるというテクニックもあります。

2008/01/12

パーマリンク 20:34:18, 著者: Charlie

JavaScriptの処理を軽快にするための3つのテクニック

JavaScriptの動作を軽くするための工夫 @ 日経BP ITpro 技術者視点のユーザビリティ考

  1. JavaScriptファイルの読み込み時間を短縮する
  2. 実行のタイミングなどを工夫して体感速度を上げる
  3. 遅延実行・ロードであとからこっそりロードする

うちの会社でWebアプリの開発をしているスタッフ陣には読んでおいてほしいと思った記事。

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2008/01/09

パーマリンク 04:34:22, 著者: Charlie

ウィキアサーチの透明性でうれしいことって?

これぞGoogleキラー?Wikipedia創始者らの手による検索エンジン公開@日経BP ITproでは、

(1)透明性(2)コミュニティー(3)品質(4)プライバシー、という4つの原則を掲げている。このうち、Googleに代表される既存の検索エンジンと一線を画すのが(1)と(2)だ。(1)の透明性は、検索システムやアルゴリズムを公開することで、検索結果の妥当性や信頼性を高めようとするもの。そして(2)のコミュニティーは、さまざまな人がWikia Searchの開発に貢献できる仕組みを用意することを示す。

と説明しているが、とりあえず透明性については疑問。
アルゴリズムやシステム(って何を指す?)が公開されていれば何がどううれしいのかというところが。とりあえず3つ想像してみる。

  1. 似非SEOに対抗して、ユーザの望む情報が得られやすくなる。
  2. 検索サービスの提供者やそこに圧力を掛ける人々の経済的政治的理由による偏向を排除して、ユーザの望む情報が得られやすくなる。
  3. アルゴリズムの欠陥などによって、人間の直観とは異なる検索結果が生じた時に、原因を公開できる

以下、一つずつに疑問を投げてみる。

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2008/01/08

パーマリンク 20:28:14, 著者: Charlie

初夢・夢判断

今年の初夢は、全体はよく覚えていないのですが、何かを飲んでおいしいと思っていたところだけ覚えています。

ただ、飲んでたものがジンジャエールなのかモスコミュールなのかが不明。 ただ、かなり切れ味がよかったようなので、ジンジャエールだとしたらウィルキンソンだったんでしょうか。ピザとパスタの店マイアミガーデンとかで飲んだことがあります。 ジンジャービアを使ったモスコミュールはまだ飲んだことがないのですが、話によると本当に刺激が強いとか。

さてさて、こんなので夢判断はできるのかしらん?

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