mixiの「メールアドレスを入力して探す」機能が割と危ない件 @ tokikawase
mixi「メアドでユーザー検索」取り下げ 反発受け3日で見直し @ ITmedia News
反発というより「悪用の報告もあった」(ITmedia)ことが取り下げの判断につながったのでは? 危険性はリリース前に内部で気付きそうなものなので、気付いてもなお一旦リリースしてしまったmixiの決定ロジックにどんな問題があるのか興味深い。
MetaGatewayはこれまでのブログエディタとはコンセプトが違うというのかな。
ブログサービスから独立したブログエディタというと、 うちのブログエディタサービスの他にもBlogWrite, xfy Blog Editor, Windows Live Writer, postkunといろいろあるけれど、どれとも違うような。
MetaGatewayは、文章とか画像をpostする色々な口を抽象化して見せちゃう環境、というコンセプトがまずあって、コンテンツを編集する部分(いわゆるエディタ機能)は応用の一つに過ぎない。
テキストエディタとして有名なEmacsはLisp環境として凄いんだよ、というのが頭をよぎった。
情報を取り出す方は既にYahooやGoogleが抽象化してAPIを提供しているが、 MetaGatewayはそれと対をなすとも言えるかな。
うちの会社のEC厨房で、ECカートを無料オープンソースのEC-CUBEに乗り換えるケースを対象に、導入費用を『0円』にするキャンペーンをやってます。三社限定なのでお申込みはお早めに。
⇒ トホホな10の事業案 @ ikomaruの日記
事業として成功するかどうかは、素人目には些細なことに思えるポイントを押さえているかどうかなんだろうな、と。
「タダだから客が集まるという考えがそもそもダメ」なのは本当にそう。
無料OS環境でも、無料ブラウザでも、無料オフィススイートでも
有料の競合に勝てない現実。
そんなこと言ってる暇があったら手前のサービスを何とかしろって? いや、1時間やそこらでは何ともならないので、もう少し時間を くださいね。
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⇒ おそらく失敗するITベンチャーの7つの特徴 @ 元ファンドマネージャーのバイト日記
文化、制度、ファイナンス、投資、経営方針、採用、経験の7つの観点を外部から測るためのバロメータとして、特徴的な例(椅子がバランスボールであることをやたらと自慢する、とか)を挙げている。
社内に「さまざまな価値観の人間がいる」のが無意味というのは一瞬驚くかもしれないけれども本当のこと。偏った考えで突進するかもしれないけれど、間違った方向に踏み込んだと気付いたら光の速さで別の道へ方向転換できる、いわばアジャイル特性を備えることが重要。
ただ、そう考えた時に「社長のコンセプトがすぐにブレる」のがNGというのと矛盾するようだけど、そうじゃない。
コアコンピタンスを自覚して勝負に出ても必ずしも勝てるとは限らないわけで、
勝てなかった時に「今はこれが流行りだからとりあえずやってみようか」と誰でもできる方向へ日和るのと、
別のユニークなアドバンテージを見つけて再挑戦するのでは全然違うと思う。
なんか、若手芸人が最初の持ち芸では厳しくなった時に新境地を拓けるか、という話に似ている気がした。
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WebのサービスとしてRSSリーダ&ブログエディタを提供していたfeedpath Rabbitが本日をもって終了するそうです。
SaaS事業に集中するためのようです。 うちの会社でブログエディタを作りだした時にはすでにメジャーなサービスになっていて、差別化を図るのが大変でした。対応サイトの数とか痒い所に手が届くような機能の吟味とかでは後発は敵わないので、逆にシンプルさで攻めてみたというくらい、feedpathのエディタはよく出来ていたと思います。
あれだけの技術がお蔵入りなんて本当に勿体ない話だと思います。
もともと広告主向けの調査なのですが、アフィリエイタの役に立つようにCTR(クリックスルーレート)・CVR(コンバージョンレート)が高めとなる広告の特徴に置き換えて解釈してみました。
IT業における生産性は人によって20倍違うという説を聞いたことがありますが、この調査で言われている「労働生産性」はそういう属人的な能力の尺度ではなくて、単金とか人月単価とか呼ばれているものを言い替えたもののようです。
ネット上に書き込まれた「面白い」「嫌い」といったテレビドラマへの感想から次週の視聴率の上下を高い確度で予測することに(略)成功した。
(略)分析から得られた予測と実際の視聴率を比べると、最大70.7%の確率で視聴率の上下を当てることができた。
ドラマの視聴率、ブログで予測 NTT研究所など @ asahi.com
論文を読んでないので間違った解釈かもしれませんが、 「上がるか下がるかの2択の正解率70%」って、体感では思ったほど当たるように感じないかもしれません。
その昔、多湖 輝の頭の体操にもありましたが、2択の問いに対して20%しか予言が当たらない占い師と70%当てられる占い師のどちらがすごいかと言えば、20%の方なのです。なぜなら、彼が言ったことの反対になる確率が80%もあるからです。もし2択の選択肢が50/50の確率で起こるのなら、当てずっぽうに言っても半分は当たるので、50%当たる予言というのは実は何も意味がないのです。それでは「よく当たる」と感じる時の確率とはどのくらいなのでしょう。
ウィキアサーチ (2) 検索者の意見を取り入れる方式の長所と短所で
Wikia Searchの場合、メジャーな話題は利用者コミュニティも大きくなる。書き手の数に比べて検索者の絶対数は桁が違うと思われるので、サクラを紛れ込ませるコストはWikia Searchの方が大きくなるだろう。
と書いたけど、そうなるかどうかはWikia Searchの仕組み次第だと考え直した。
確かに「検索者の数>書き手の数」かもしれないけれど、Wikia Searchで全ての検索者の意図が反映されるとは限らないよね。はてブやYahoo!ブックマーク、あるいはslashdotのような仕組みだとすると、評価行動をとるのは一部の人に限られるかもしれない。それなら「検索者⊇評価者」なので、評価者の割合がどのくらいになるかは仕組み次第かな、と。
以下、定量的な分析。