ネット上に書き込まれた「面白い」「嫌い」といったテレビドラマへの感想から次週の視聴率の上下を高い確度で予測することに(略)成功した。
(略)分析から得られた予測と実際の視聴率を比べると、最大70.7%の確率で視聴率の上下を当てることができた。
ドラマの視聴率、ブログで予測 NTT研究所など @ asahi.com
論文を読んでないので間違った解釈かもしれませんが、 「上がるか下がるかの2択の正解率70%」って、体感では思ったほど当たるように感じないかもしれません。
その昔、多湖 輝の頭の体操にもありましたが、2択の問いに対して20%しか予言が当たらない占い師と70%当てられる占い師のどちらがすごいかと言えば、20%の方なのです。なぜなら、彼が言ったことの反対になる確率が80%もあるからです。もし2択の選択肢が50/50の確率で起こるのなら、当てずっぽうに言っても半分は当たるので、50%当たる予言というのは実は何も意味がないのです。それでは「よく当たる」と感じる時の確率とはどのくらいなのでしょう。
「irefox」だと当然のように「もしかしてfirefox」と確認してくれるGoogleですが、 「c irefox」だと確認なしで「c firefox」のつもりで検索してくれちゃいます。 検索結果を見るとちゃんと「f」まで強調表示されています。 小さな親切なのか余計なお世話と見るか。
似たような条件でも「a irefox」では、もしかしてが表示されました。これらの挙動から処理の内容を推測してみると面白いかも。
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1年あたり1,000本以上ってことだから一日平均3本ですか。 Charlieは自分で観る用にエンコしてますが、 エンコしやすい60iのTVドラマ、テレシネ周期が一定の24p映画・アニメは手作業がほとんど生じないのでいいとして、カットごとに周期が変わるアニメなんかはきちんとテレシネ解除しようと思ったらものすごく手作業の時間がかかる(1話30分ぶんに手作業3時間とか)ので、 2話分作るのに時給1,000円で見積もっても6,000円の作業と考えればDVDを買った方が安いかもしれません。ま、DVDでテレシネ解除してない(30/24混合で出来ないとかではなく)とか、コンポジットの素材から起こしたらしいドット妨害出まくりのDVDとか、テレビでは作画が間に合ってなくてDVDで修正されちゃったレアシーンを後で見たいとかいう要求があるので、単純にコストだけの話にできないけど。
昨年7月から、Spamhaus(スパムハウス)というブラックリスト(RBL)提供NPOから理解不能な根拠で迷惑メール業者扱いされていた問題が、6か月を経てやっと解決しました。
コピーユーザーが市場にとってマイナス要因だというのは私も同感。
違法コピーが違法だというのに異論はない。
でも、コピーユーザーがいたのは他の機種だって一緒。
なのにX68k市場だけコピーユーザーが主たる要因で壊滅したの?ってところが気になっている。なので、「新しいコンセプト……」というのは意図とは逆に捉えられたのかな、と感じた。
でもね、当時の僕のような田舎の熱狂的な1ユーザーにとっては、「大好きなマイコンのゲームが、なぜか急に全然発売されなくなってしまった」という感覚しかなかった。そもそも、この理屈を是とするならば、新しいコンセプトを持つ、既存の機種との上位互換のないハードでゲームを発売すること自体が間違っているってことになる。
「X68000の落日」から、僕が学んだこと @ 琥珀色の戯言
コピーが蔓延したから市場が成り立たなくなったというのは主観的な意見が元だったから。
こんなものに金を払う価値なんてない @ 琥珀色の戯言
僕はX68000というマイコンで「ユーザーが『コピーで安く手に入るから』という理由でお金を払うことを渋ってしまったがために消えてしまったゲーム文化」を体験した。
「体験した」と断言調で書かれているが、当時から反論が挙がっていた。
X680x0のコピー問題、の昔話。 @ M-Mixのぺ一ジ(Oh!X)1991年10月号 p.148の「特別レポート・ソフトウェア市場を分析する X68000ゲームソフトのゆくえ」という4ページの記事がありました。いくつかのデータを提示して、 (ユーザー数が増えない→ソフトの量は増えつづける→ユーザーの年齢層から購買力は弱い→相対的に1本あたりの販売数は減る) という構成で話が進んでいっています(と、思います)。実際問題としては、違法コピーの実態は分からないというのが正しい。データ的な裏付けがない以上、ソフトの不振をコピーユーザーのせいにするのはあまりにも問題だ。
ちなみに、 そんな時分に敢えてノンプロテクトで出したら、ちゃんと売れたという話もあった。
『J-POP CDの売れ行き不振はコピーのせい』『P2Pのせい』と定量的な分析無しに主張しても「じゃあCCCDで持ち直したのかよ」「Winnyのユーザが減ってるらしいけど昔みたいにミリオンヒット連発しないじゃん」と反論されてしまう現状と似ているような。
ウィキアサーチ (2) 検索者の意見を取り入れる方式の長所と短所で
Wikia Searchの場合、メジャーな話題は利用者コミュニティも大きくなる。書き手の数に比べて検索者の絶対数は桁が違うと思われるので、サクラを紛れ込ませるコストはWikia Searchの方が大きくなるだろう。
と書いたけど、そうなるかどうかはWikia Searchの仕組み次第だと考え直した。
確かに「検索者の数>書き手の数」かもしれないけれど、Wikia Searchで全ての検索者の意図が反映されるとは限らないよね。はてブやYahoo!ブックマーク、あるいはslashdotのような仕組みだとすると、評価行動をとるのは一部の人に限られるかもしれない。それなら「検索者⊇評価者」なので、評価者の割合がどのくらいになるかは仕組み次第かな、と。
以下、定量的な分析。
先日の「ウィキアサーチの透明性でうれしいことって?」に続いて、ウィキアサーチに関する感想。
ウィキアサーチの野望~“グーグル中毒”の現状に一石を投じられるか? @ 日経BP Business Week
「この動きには、権力や支配についての我々の見方が投影されている。中身がブラックボックス化した独自仕様のソフトウエアは要注意だと思う。ひと握りの企業が、とてつもなく大きな流れを牛耳ることになる」(ウェールズ氏)
ウィキアが目指すのは、「満足のいく品質を達成して、検索業界各社を刺激し、さらなるオープン化へと向かわせること」(ウェールズ氏)だという。
さすがに始めた人の生の言葉だけあって、前の記事で引用したITproの解説よりも理解できる。
イデオロギー的なものがありきで、そのためのオープンであるという、明確なメッセージだ。サービスの質向上は、手段であって目標ではないように見える。
一方で、ちょっと説明が大味だなと思った箇所もあった。
ウィキアサーチには、グーグルをはじめとする多くのウェブ検索サイトとは一線を画す特徴がある。コンピュータープログラムを利用した検索手法に、人間を関与させた点だ。
Wikia Searchと他のサーチエンジンの違いは、人間が関与しているかどうかではなく、誰の意見が反映されるかだと思う。
例えばnamazuは検索対象の文書しか見ないから、文書の書き手の意見でスコアが決まる。
Googleは検索対象の文書の他に、その文書にリンクしている文書まで考慮する。
つまり、他の文書の書き手の意見までスコアに反映させている。
Wikia Searchは、検索者の意見を反映する。
では、Googleが考慮する「他の書き手」と、Wikia Searchが考慮する「検索者」はどう違うのか。
101のCSS技術というエントリから英語が苦手な人向けのエントリ抜粋 @ ホームページを作る人のネタ帳で紹介されているテクニックの下の方、ハイパーリンクに拡張子やプロトコルを見てPDFやメールのアイコンを追加するCSSが紹介されている。 IE6だと効かないんだけど、 日本語版のIE7自動更新は来月なので、今のうちから対応してみるといいかも。アイコンは表示されなくても致命的じゃないし。
JavaScriptライブラリのパフォーマンス、最速はコレだ! @ マイコミジャーナル
同調査結果を見るかぎりでは、(略) キャッシュを有効にした状態でYUI Compressorで最小化し、さらにGzipで圧縮した場合がもっとも読み込み時間を削減できる。
ブラウザごとのベンチマーク結果の表が掲載されていますが、これって同じクライアントからのベンチ結果じゃないから「Fx 2に比べてFx 3が一桁速い」かどうかは何とも言えないのよね。
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