VAQ (Variance-based Adaptive QP) の趣旨は「のっぺりしたところからビットレートを取り上げてファイルサイズを減らしましょう」で、 HAQ (Haali Adaptive QP)は「(x264の尺度で)同じ平坦に見えても、暗い部分はブロックが目立つので、逆にビットレートを割きましょう」と、実は 目的がかなり違う。
VAQでもHAQでも問題になっているのは、
QPを調整する対象ブロックを選ぶ尺度が、まだ人間の感覚と一致していないこと。暗部のブロック感を抑えようとするとQP調整の対象を広げることになって、全体を低いQPでエンコするのと変わらなくなったりする。
⇒ seraphy氏による詳しい解説
そこでseraphy氏は、QPの調整対象を自己流の尺度で選ぶようにした「OreAQ」を開発。
⇒ ここの「x264OreAQ.***.release**.rar」がコンパイル済の実行ファイル。
Charlieも早速使ってみた。