先日の「ウィキアサーチの透明性でうれしいことって?」に続いて、ウィキアサーチに関する感想。
ウィキアサーチの野望~“グーグル中毒”の現状に一石を投じられるか? @ 日経BP Business Week
「この動きには、権力や支配についての我々の見方が投影されている。中身がブラックボックス化した独自仕様のソフトウエアは要注意だと思う。ひと握りの企業が、とてつもなく大きな流れを牛耳ることになる」(ウェールズ氏)
ウィキアが目指すのは、「満足のいく品質を達成して、検索業界各社を刺激し、さらなるオープン化へと向かわせること」(ウェールズ氏)だという。
さすがに始めた人の生の言葉だけあって、前の記事で引用したITproの解説よりも理解できる。
イデオロギー的なものがありきで、そのためのオープンであるという、明確なメッセージだ。サービスの質向上は、手段であって目標ではないように見える。
一方で、ちょっと説明が大味だなと思った箇所もあった。
ウィキアサーチには、グーグルをはじめとする多くのウェブ検索サイトとは一線を画す特徴がある。コンピュータープログラムを利用した検索手法に、人間を関与させた点だ。
Wikia Searchと他のサーチエンジンの違いは、人間が関与しているかどうかではなく、誰の意見が反映されるかだと思う。
例えばnamazuは検索対象の文書しか見ないから、文書の書き手の意見でスコアが決まる。
Googleは検索対象の文書の他に、その文書にリンクしている文書まで考慮する。
つまり、他の文書の書き手の意見までスコアに反映させている。
Wikia Searchは、検索者の意見を反映する。
では、Googleが考慮する「他の書き手」と、Wikia Searchが考慮する「検索者」はどう違うのか。
101のCSS技術というエントリから英語が苦手な人向けのエントリ抜粋 @ ホームページを作る人のネタ帳で紹介されているテクニックの下の方、ハイパーリンクに拡張子やプロトコルを見てPDFやメールのアイコンを追加するCSSが紹介されている。 IE6だと効かないんだけど、 日本語版のIE7自動更新は来月なので、今のうちから対応してみるといいかも。アイコンは表示されなくても致命的じゃないし。
JavaScriptライブラリのパフォーマンス、最速はコレだ! @ マイコミジャーナル
同調査結果を見るかぎりでは、(略) キャッシュを有効にした状態でYUI Compressorで最小化し、さらにGzipで圧縮した場合がもっとも読み込み時間を削減できる。
ブラウザごとのベンチマーク結果の表が掲載されていますが、これって同じクライアントからのベンチ結果じゃないから「Fx 2に比べてFx 3が一桁速い」かどうかは何とも言えないのよね。
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先日の記事で取り上げた、JavaScriptを使ったWebページの表示高速化について、仕組みとライブラリを紹介しているページがありました。
画像の遅延読み込み @ ウノウラボ
検討するべきケース
では、画像の遅延読み込みはどのような場合に検討されるべきでしょうか。最初から表示されている必要がない画像が存在し、その画像のサイズが大きかったり、そうした画像の数が多い場合は検討してみる価値があると思います。
例えば、次のようなケースです。
- 初期状態では表示されないブロックに属する画像が存在し、 JavaScriptで表示するかしないかを切り替えているような場合
- ページのずーっと下の方に画像があって、その画像は画面をスクロールしないと見えないような場合
小さい画像がたくさんのページの場合は、逆に大量の画像を1つのファイルにまとめるというテクニックもあります。
JavaScriptの動作を軽くするための工夫 @ 日経BP ITpro 技術者視点のユーザビリティ考
- JavaScriptファイルの読み込み時間を短縮する
- 実行のタイミングなどを工夫して体感速度を上げる
- 遅延実行・ロードであとからこっそりロードする
うちの会社でWebアプリの開発をしているスタッフ陣には読んでおいてほしいと思った記事。
これぞGoogleキラー?Wikipedia創始者らの手による検索エンジン公開@日経BP ITproでは、
(1)透明性(2)コミュニティー(3)品質(4)プライバシー、という4つの原則を掲げている。このうち、Googleに代表される既存の検索エンジンと一線を画すのが(1)と(2)だ。(1)の透明性は、検索システムやアルゴリズムを公開することで、検索結果の妥当性や信頼性を高めようとするもの。そして(2)のコミュニティーは、さまざまな人がWikia Searchの開発に貢献できる仕組みを用意することを示す。
と説明しているが、とりあえず透明性については疑問。
アルゴリズムやシステム(って何を指す?)が公開されていれば何がどううれしいのかというところが。とりあえず3つ想像してみる。
以下、一つずつに疑問を投げてみる。
「コンピュータはうそつかないので見逃さないで済む」らしい @Life is beautiful
コンピュータは正直ではあるけれども正確とは限らない。
入力機器は誤差を持ち、計算処理には有効桁数があり、高速化のために近似計算で代用していることもある。
⇒ 誤差 @Wikipedia
さらに計算機は、唯一無二の正しい判断の定義なんて見つかっていない事象の判断に使われることも多い。この場合、 計算機が行っている「判断」は、人間が考えた条件にどれだけ適合しているかを計算しているだけで、その条件が人間の判断と一致するとは限らない。
中世ヨーロッパでは理髪師は外科などの医療業務も行っていたようで、
その名残が理髪店の赤青白のくるくる回る「三色ねじり棒」だそうです。
⇒散発屋さんの店の前にある 赤と青の斜めストライプでくるくる回ってる物はなんという名前ですか?また、どういう意味があるのですが? @ Yahoo!知恵袋
床屋は時代と共に仕事の内容が減ったわけですが、 Web屋さんは逆に仕事の内容が増えてきているようですね。
MTVXでのキャプチャ中は、他のプログラムのせいでHDDへの書き出しが追い付かなくなると、コマ落ちが発生してしまいますから、基本的に他のプログラムが動かないようにします。OSやプログラムの自動更新も、スクリーンセイバーもです。
予め起動を抑止できるものはいいんですが、困るのはエンコード。 番組改変のこの時期に特番なんかで録っておきたい番組が毎日続くような場合、 一つエンコードしているうちに、次の放送時間が来てしまうのです。
うちのエンコマシンでは、1時間物のテレビドラマ(インタレース)をx264でエンコードするのに20時間くらいかかります。1秒間に2フレームも処理できないという状態。マシンのパーツを買い替えて、CPUをCore2の速いのにすればいいんでしょうが、お金も暇も十分ではないので今はじっと我慢。
キャプチャ中はエンコを止めないとコマ落ちするし、 かといって放送する時間帯に家にいるとは限らないので出がけにエンコを中断しておくと、キャプチャ量>エンコ量になってしまって、ディスクが足りなくなってしまいます。連休がエンコのせいで家から離れられないとなると哀し過ぎます。