中世ヨーロッパでは理髪師は外科などの医療業務も行っていたようで、
その名残が理髪店の赤青白のくるくる回る「三色ねじり棒」だそうです。
⇒散発屋さんの店の前にある 赤と青の斜めストライプでくるくる回ってる物はなんという名前ですか?また、どういう意味があるのですが? @ Yahoo!知恵袋
床屋は時代と共に仕事の内容が減ったわけですが、 Web屋さんは逆に仕事の内容が増えてきているようですね。
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Web黎明期のWebページと言えば、静的なHTMLで作った電子パンフレットが多かったものです。ですから、掲載する内容は顧客が持ち込んで、レイアウトを考えるのとHTMLやロゴ・ボタンの画像を作るのがWeb屋の仕事でした。
ところが時代が変わって、日常のPC作業の大半はブラウザ経由になってきています。
オンライン・ショッピングが普及して、Web屋さんは動的コンテンツを扱うようになりました。
社内で使うアプリケーションもサイボウズのようにブラウザをインタフェースに使うようになり、
MUA(Mail User Agent、所謂「メーラー」)もWebメールが作られました。
今どきの「Web屋」は、ブラウザをUIに使うサービス・アプリケーションの作成全般に業務範囲が及ぶことになったわけです。
Charlieがデザイン屋さんと仕事を始めて初めて知ったのが、Web屋さん用語の「ディレクション」「デザイン」「コーディング」といった作業の分類です。 出力(納品物)を見ると違いが分かりやすいようです。
「ディレクション」の出力は、ソフトウェアで言ったらSRS(要件定義書)みたいなもの。 顧客にヒアリングをして業務要件を聞き出し、デザイナやコーダが理解できる表現に変換していきます。
「デザイン」の出力は「絵」。 サイトやサービスに要求されている機能に基づいてページ構成や動線を考案する作業、 ページの中の入出力の要求に基づいてページ内のレイアウトを行う作業、 ロゴやボタンなど個別の要素を作成する作業など。 一括りにデザインと呼ばれていますが、よく確認しないと「ページ構成のカンプのみで、レイアウト作業は別途」「ロゴやボタンのデザインは別途」だったりするのです。
「コーディング」の出力はHTML&CSSやFlashのファイル。
うちの会社はWeb屋ではなく、Webアプリも作っているソリューション・プロバイダ(のつもり)なのですが、 web制作屋は、一体どのスキルを持っていれば即戦力なのか?17の作業に分解 @ ホームページを作る人のネタ帳 を参考にしながら、うちの会社の得手不得手を再確認してみようと思います。そのうち整理して会社のサイトに掲載したいな。
※タイトルの「17色」は17の作業を表したもののつもりだったのですが、床屋の3色は別に作業が3つあるという意味ではないですな。
この間の人件費を、なぜかあまり考えない会社もかなり多く見てきましたが、忘れてはいけない部分です。 (ネタ帳より、以下同様)私の来年の目標の一つは、顧客メリットを明快にアピールすることです。「ありくい」は、口コミで紹介していただいた潜在顧客に総合的な開発力をアピールできますが、その方の抱えている問題に対する解答そのものではないのがネックです。 具体的に問題と提案をたくさん例示するとかして、身近なメリットを把握しやすくしたいです。
法律的な問題も教えておかなければなりません。 mixi感覚でページを増やす人も居ますし、著作権を侵害する人もいます。 こうした問題も、ネット初心者が企業CMSをいじる事がありますので、しっかり解決しておかなければならないと思います。うちの会社であれば、「パンフレットの作成やクレームへの回答と同じ体制で内容をチェックする」ことを提案して、可能ならばシステムもそれに対応させた仕様にするでしょう。
こうして見ると、アピールしていないだけで結構アドバンテージがありそうです。 > KYA group
「ネタ帳」では最後にこう言っています。
どのスキルがあれば即戦力なのかを考えた場合、求人する企業の規模によって変わりますが、コミュニケーション能力だと思います。
Web屋さんになりたい人へのアドバイスになっていますが、
会社全体にも言えることですね。
とりあえずうちの場合は、何をしている会社なのか分かりやすくすることから着手しますわ。
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