MTVXでのキャプチャ中は、他のプログラムのせいでHDDへの書き出しが追い付かなくなると、コマ落ちが発生してしまいますから、基本的に他のプログラムが動かないようにします。OSやプログラムの自動更新も、スクリーンセイバーもです。
予め起動を抑止できるものはいいんですが、困るのはエンコード。 番組改変のこの時期に特番なんかで録っておきたい番組が毎日続くような場合、 一つエンコードしているうちに、次の放送時間が来てしまうのです。
うちのエンコマシンでは、1時間物のテレビドラマ(インタレース)をx264でエンコードするのに20時間くらいかかります。1秒間に2フレームも処理できないという状態。マシンのパーツを買い替えて、CPUをCore2の速いのにすればいいんでしょうが、お金も暇も十分ではないので今はじっと我慢。
キャプチャ中はエンコを止めないとコマ落ちするし、 かといって放送する時間帯に家にいるとは限らないので出がけにエンコを中断しておくと、キャプチャ量>エンコ量になってしまって、ディスクが足りなくなってしまいます。連休がエンコのせいで家から離れられないとなると哀し過ぎます。
TMPGEncからVfW(Video for Windows)経由でエンコードする場合、TMPGEncの「Iピクチャが指定されたフレームはキーフレームで出力する」にチェックを入れておくと、ffdshowで当該フレーム前後の表示がおかしくなる。具体的には、例えばキーフレームとなった直後の1フレームがキーフレームと同じ画像になる。
VfW(Video for Windows)経由でもコマンドラインからx264.exeを使ってエンコードしても、ソースの末尾4フレームくらいがffdshowで表示できないような気が。
仕方がないので、TMPGEncやAviUtlで末尾にコピーフレームを水増しして渡している。
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キスダムの第2期オープニング主題歌。2007-09-14リリース予定ということで、発売まで一か月を切ったのですが、なぜかAmazonではまだ取り扱いが始まっていないという状況です
Amazon他多くのオンラインショップでは、
誤字のせい(A Runnar at Daybreak)で検索しても見つからない状態です。
キスダムはDVD発売の目処も未だ立たないようで、なかなかに混乱していますね。
日々の戯言@まるも製作所を参考に--interlaced --direct spatialでエンコードしてみたところ、 ffdshowでは正常に表示できないものがあった。
現象としては、別のフィールドの画像に置き換わってしまう(1コマだけ引っかかるような表示になる)のと、なぜかインタレ縞が無くなってぶれたような表示になることが確認できた。1時間の映像中それぞれ1回ずつ程度の確率。ffdshowの問題なのかx264の問題なのか切り分けはしていないが、しばらくは--interlaced --direct noneのまま使おうと思う。
確かにファイルサイズ(ビットレート)は7%程度縮んだので、早くまっとうな表示になることを期待したい。
x264はH.264形式の動画ファイルのエンコーダプログラムの一つで、無償配布されています。
長い間、x264は「インターレース保持エンコードに対応しない」ことが開発者のポリシーとしてうたわれていました。
このため、30fps映像か、テレシネ解除が可能な場合はx264でエンコード、それ以外はxvidでエンコード、と使い分けが必要でした。
昨年末頃からx264でインターレース保持モードが実装され始めましたが、trellis符号化と併用できないなどの制約がある上、無償の対応デコーダが存在しない状況だったため、実用性に乏しく、手を出せませんでした。
今年に入って、Charlieが使う機能はほぼ全て対応されたようなので(8月前半の段階ではマクロブロック単位のQP変更 --aq-*を指定するとffdshowで正しく再生できない。これは痛い)現在ではインターレース画像もx264でエンコードしています。
2011年で地上アナログ放送は終了だといいますが、学生時代から録り溜めてしまったテレビ番組(DVD化されてなさそうな『世にも奇妙な物語』とかね)を動画ファイルにして残しておきたいので、アナログ動画をデジタル化して保存する作業=アナログキャプチャをしています。
現在のデータフローはこんな感じ。