前回の続きで、--refsを大きくとってビットレートを抑えるのは、ソースの特性に依存しないのか、の評価。
今回の素材は、MXTV 2009-09-09放映の「亡念のザムド 第22話 凍二郎とリュウゾウ」。
オープニングを960×540でエンコした。
このオープニングは、前回の化物語エンディングよりも動きは更に大きいし、描きこみが細かい。
動きが多くて絵が複雑だと他を参照して画面を構成しにくいはずなので、--refsの効果は下がるはず。下手をすると悪化するかも知れない。実際のところはというと……。
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ビットレートの下がり方は前回と明らかに異なった。3.57Mibpsが3.52Mibpsに下がったということは約1.4%しか削れなかったということ。10%以上削れた前回とは大違い。
品質はほぼ一緒。
冒頭で予想した通り、ビットレートを抑える効果はとても小さかった。 とはいえ、エンコードに時間がかかる以外は悪さはしないと思うので、結論は昨日と同じで「--refsは大きくしておけばよい」ということになった。
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