2007/07/21

パーマリンク 01:46:56, 著者: Charlie

Spamhausの確信犯的スパマーリストと戦う (4) むこうの主張のおかしいところ

メールをやりとりしても埓があかない spamhausの問題点を整理します。

  • スパム業者が、うちのドメイン名を騙ったメアドを連絡先にしてサーバを契約したらしい。それを理由にうちをスパム業者呼ばわりしている。
  • スパム業者が契約したというサーバの契約書類なり契約情報が確認できない。
  • そういった証拠を示してほしいと言っても直接の返答をしない。 スパマーであることを説明するページの加筆は続けているので、 手が回らないほど忙しいというわけではないらしい。
  • ブラックリストにIPアドレスが載っているサーバからのメールは、単純に受信拒否する実装のフィルタがほとんどである。なのに、スパム業者と言ってはいない、スパム支援業者と言っているだけだ、と主張する。

最後の問題点などは、スパムフィルタとしての精度(適合率)が維持できなくても構わないといわんばかりの本末転倒なポリシーです。

Web屋のネタ帳でも次のように批判しています。

迷惑メールの駆逐に熱心すぎる人による理性的とは言いがたい運用がなされることは少なくないと思われる。
(中略) 迷惑メールと戦うぞ!という人たちがどのような行動を取ろうとそれはその人の勝手である。それで本当に迷惑メールが減るのであれば、賞賛に値しよう。だが、その行動がもとで、まともなメールまで届かなくなり、まじめなネットサービスをやっている者の業務妨害になるのならば、賞賛ではなく非難の対象でしかない。迷惑メールを送るよりもさらに迷惑な行動なのだから。まさにミイラ取りがミイラになってしまっているのが、spamhaus.orgの現状である。

そういった相手を前にして、分が悪い戦いのように見えますが、こちらもITのプロですし、一日も早く勝利をかち取って平穏を取り戻すことを目指します!


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