動画のエンコードはPCにとってかなり過酷な処理です。2時間分をエンコするのにCharlieの環境では32時間くらいかかります(実際には1回エンコした後再生してみて画質変更 & テレシネ解除の修正をするので更に倍の64時間以上が普通)。 その間、CPUはほぼ100%の負荷がかかりっ放しになります。
先日まで雨が降り続いていたのに連休に入ってからは晴れの日が続いていて、気温が上がってきました。それに伴ってCPUの温度も如実に上昇。SpeedFanによると、CPU表面の温度が70℃、コアに至っては77℃に。Intelの仕様書では確かこのCPUの動作推奨温度の最高は72.4℃。限界ぎりぎりです。こりゃまずいってことで急遽アキバへ行ってCPUファンを買ってきました。
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買ってきたのはZALMANの「CNPS9900 NT」。ASCII.jpの「CPUクーラー最強王者決定戦」で2006, 2007年度と王者の座に君臨していた「CNPS9700-LED」の後継の一つ。
ターゲットマシンのマザーボードASAS P5K-E (LGA775)以外にも1156, 1366, AMDのソケットまでサポートしているので、将来スペックを上げた時にも使い回しができそうです。
T-ZONE PC DIY SHOPで連休セール6%引き。姉妹品にニッケルメッキ無し+青色LEDの「9900A LED」がありますが、ネット上に銅が指紋から変色する(緑青?)とのレビューがあったことと、内部のLEDを鑑賞する目的ではないのでメッキ有バージョンをチョイス。
取り付け前に、ネット上のレビューを参考にして工具等を準備。
付属の説明書は日本語が無かったので英語を読みましたが、ZALMANのサイトに取り付け方のアニメーションがあるのでこちらを参考にすれば問題ないと思います。
さていよいよ温度計測です!
いつも通りエンコをしながらSpeedFanの温度表示を検証しました。 (室温は27℃)
リテールファンの時はグリスの塗りが少なかったのかもしれません。
ここまで下がれば室温が5℃上がっても大丈夫でしょう。
リテールファンはCPUに対して垂直方向のファンなのでメモリやビデオカードの発熱に対する効果は期待できなかったのですが、新しいファンはケース背面に向う風を起こすため、メモリ付近も温度が下がっていることが確認されました。
気になる「音」ですが、ネット上のレビュー通りフル回転だと耳につきました。SpeedFanで80%まで絞ってみたところ、温度は上昇しないのにリテールファンと同程度の音量に収まったように感じたのでこの状態で使ってみようと思います。
外部サイト
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