単体では視聴できない、放送データを取り込むだけのPC用デジタル放送チューナ「PT1」を入手したので、簡単に試用報告を。
...
電源を切って、PCIスロットに差し込む。
面倒でなければアンテナ線は後から刺してもよし。
PCの電源を入れ直す。
WindowsがPT1を見付けてドライバのインストールウィザードが表示されるが、キャンセル。
PT1作成元のアースソフトのサイトから、
ドライバとSDKをダウンロードしてインストールする。
ドライバは署名がないので確認ダイアログが表示されるけど「続行」を選んでインストールする。
インストールが完了すると、デバイスマネージャに「Jungo→WinDriver (EARTH SOFT PT1)」というデバイスが表示される。
ktk2さん作のfriio予約ツールに同梱されているPT1用FriioRecでストリーム保存をしてみる。
地上波の場合、T2の方のチューナから転送されているようだ。T1を使う方法は未調査。
./friiorec -c 9 -d 5 -r 1
コマンドプロンプトから上記のように入力すると、TBS (UHFの9番目のチャンネル=13+9)のストリームをプログラム起動5秒後から1分間、カレントドライブのルートディレクトリにtest.tsとして保存する。
Friio用のfriiorecとは-c
の指定方法が異なっていて、Friio用ではチャンネル番号(TBSなら22)を指定したが、PT1用ではチャンネル種別(VHF, UHF, BS等)を指定する-chs
と、チャンネル種別ごとの中での番号(UHFなら、13chが0)を指定する-c
の2つのパラメータになった。
受信できていれば、小さなウィンドウに受信中の信号強度がdBで表示される。Friioの説明では18dB以上ならば正常に保存できるとのこと。
メインのデータはB-CASの呪い(^^;)によってそのままでは表示できないが、ワンセグ用のデータをMedia Player Classic等で再生してみることができる。
TSファイルをそのまま放りこんで再生できることもあるが、たまに間違ったPIDが選ばれたり途中でフリーズすることがあるので、
CapDVHSのRemuxTSでワンセグ情報だけ抽出したPSを作って再生するのが安全。
メインのデータの解毒にはICカードリーダとB-CASカードが必要のようだが、B-CASカードの利用契約に違反するのではないかと言われているので、各自の自由研究で確認されたい。
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