泡盛の古酒は
この連休にうちのPCのパーツを取り換えました。Pentium 2ではFirefoxが重くなってしまったので。この記事はおニュースペックのマシンで書いてます。
ケースを買ってHDDを流用したので、仕次ぎとは逆に新しい体に古い記憶を移植した形ですが、それにしてもWin98時代のマシンを10年デスクトップ用途で使うってなかなかない話だと思います。
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元マシン(FUJITSU FMV DESKPOWER TV307 / FMVT53071)は10年選手ではありますが、マザボとCPU以外は恐ろしくドーピングしまくりでした。
56kモデムカードを外して100M Ethernetカードにしたり、
HDDは4台構成にして容量の合計は初期状態の100倍オーダー。
チップセットが440LXだったのが幸いでIDEの容量の壁にもぶち当たらず、
イーサネットはLANなら10MBps出るし、320x240くらいのMPEG1やらDivXなら
普通に再生できていました。
1998 | → 2008 | 2008 | |
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CPU | Pentium2 300MHz | Pentium4 1.8GHz | |
RAM | 32MB | 160MB | 1GB |
HDD | 4.3GB | 400GB (80GB x 2 + 120GB x 2) |
|
Opt. Disc Drive | EPSON MO 230MB | MATSUSHITA DVD-RAM 4.7GB LF-D200 | |
VGA | Diamond FIRE GL 1000 Pro(AGP) / 3Dlabs PERMEDIA 2 |
GeForce 2 GTS | GeForce FX 5700 Ultra |
OS | Windows 98 (upgraded from 95) |
Vine Linux 2.1 (Cissac) / Kernel 2.4.31 |
Vine Linux 4.2 (Lynch Bages) / Kernel 2.6.16 |
しかし最近、Firefoxがどうにも重くなって、
ブログを書くのもままならない状況だったので、敢えなくCPUのグレードアップを決意。
マザボはIntel純正なのでオーバークロックもできず、333MHzのPentium 2が限界(しかも今時そんなの中古パーツ屋でも置いてないし)。
しかたがないので、マザボとCPUとVGAは別マシンのお古を流用。
これで大丈夫かと思ったら、なんとDESKPOWERのAGPスロットは位置がATXと一個ずれていて、DESKPOWERのケースにATXマザボを入れるとAGPが使えない……。
空いているケースが無かったので、仕方無く午後8時に秋葉原へ買い出しに。
11時くらいから分解と再構築して小一時間で組み上げたけれど、Linuxのインストールに一苦労。
SCSI接続のDVD-RAMドライブがブートデバイスとして認識されないので、
HDDにコピーしてlilo書き換えてインストーラを起動。
空けといたパーティション2つをRAID 1+LVMで新しいLinux用にしてインストール。
予めエクスポートしておいたFirefoxのブックマーク、cookie、パスワードをインポート。
NVIDIAからドライバをダウンロードしてインストール。
ニュースリーダpanのソースをダウンロードしてインストール。
土曜の朝の5時くらいにやっと終了。でもまだメール関係の設定が残ってるな。
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