2007/10/06

パーマリンク 11:13:09, 著者: Charlie

プラスチックごみが可燃扱い/リサイクルになった

今月から、住んでいる区画はプラスチックを「燃えるごみ」に出してよくなり、 オフィスのある区画は「リサイクル」扱いになりました。

リサイクルの方がエコっぽい感じがしますが、実際はどうなんでしょう。 とりあえず一週間の雑感を。

...

東京都は焼却炉が古かったとかで、プラスチックを焼くとダイオキシンが発生してしまうという問題がありました。それでずっとプラスチックやゴムは不燃ごみとして処理してきました。

今回、文京区では燃えるごみとして扱うことを「サーマルリサイクル」と呼んでいるそうです。燃やして生じた熱を発電などに利用するってことですね。 一方、千代田区では「ケミカルリサイクル」で、区の広報には

  1. 製鉄過程で石炭やコークスの代用として使う
  2. 油に戻してプラスチック製品の原料とする
  3. ガス化して熱を利用する

と3つの利用方法が挙げられていました。熱利用は結局「燃やす」ってことですね。

分別する側の立場からすると、燃えるごみ方式が圧倒的に楽です。

  • 千代田区では、容器以外のプラスチック、例えばCDケースや、コンビニ弁当のプラスチックのスプーンは、これまで通り「燃えないごみ」に分けなければいけない。 文京区の燃やす方式では、全部「燃えるごみ」に出せる。
  • 千代田区では、弁当容器の値札シールなんかは、なるべく剥がすようにと言われている。文京区の方式では、値札も燃えるので剥さずに出せる。

どちらにせよ、ただただ埋め立てていたことに比べると大きな進歩です。 今週は住んでいるところでもオフィスでも、不燃ごみは出ませんでした。

初めて、燃えるごみの袋にプラスチックを入れて出した朝は、持っていってくれるまで結構不安でした。先週までは駄目と言われていたことを今週からokです、と急に言われてもなかなか抵抗があるものですね。

追記: 貝殻は「可燃ごみ」だったんですね。広報資料で初めて知りました。

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