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大向さんが携わっていらっしゃる2つの展示のうち、研究色の強い方です。
おそらく、多くの人が身近に思うであろう研究は、もう一つの展示の方。
- コミュニティの力を借りてウェブ情報を探す
幾つかの技術が挙げられていました。
例えば、検索して飛んでいったページで、そのページを訪れた他の人が入力した検索文字列と、それで検索されるページのリストが見られたら、面白いと思いませんか?
Charlieが開発した「RSモデル」というのは、「他の人が入力した検索文字列」の代わりに、「同じタグが振られているページ」を使ったり、謎のアルゴリズム(昨年特許が取れました)で自動的にタグに当たるキーワードを割り振ったりするものなんですが、RSモデルは文書から得られる情報を使って似たもの探しをするもので、あちらは文書の読まれ方から得られる情報をうまく活用して似たものを探す方法といえます。
10年前だと、ページごとの検索文字列の履歴なんて数がそろわないので研究のお題として成立しなかったです。ページのタグを使うという考え方も、当時は「そんな自由度の高い情報ではバラバラ過ぎて使えないだろう」と言われていましたからね。
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